ある雨の日

午前中は雨が降っていて、夕方くらいに止んだ。

珈琲で渋んだステンマグに落とした珈琲持って、家の直ぐ目の前の公園のベンチに座る。

普段、車の音しか聞こえないような気がしていたけど、色々な音が聞こえる。
鳥の鳴き声、木々のざわめき…etc.

秋の気配の空気、澄んだ空気。
珈琲を飲みながら、自分をリセットするように。


夕方、ご飯を食べてからコンビニに買い物へ行く。
また雨が降ったり止んだりを繰り返していたけれど、その中を歩く。

歩いていると風が強いように感じても、歩を止めると意外と風が吹いていなかったりすることもある。
なんか、まるで人生と一緒。

何もしていないと何も感じないけど、精一杯あがいている時ほど、辛い。