障がいを持つ人について考えてみる

皆さん、障がいを持つ方について、日頃考えたことがありますか?


今、TBSで木曜の21時から『最高の人生の終わり方』ってドラマをやってるんだけど見てる人いるかな。


そのドラマの登場人物に、右足が不自由で引きずりながら歩く障がいを持つ女の子が登場する。幼い頃に親の不注意で事故にあってしまい、その後遺症で…という設定らしい。


今日の放送でその女の子が、気になる男性との初めてのデートに胸を膨らませ『初めてのデート』といういかにもな本をコンビニで棚から取り振り向いた瞬間、大きな鏡で自分が足を引きずる姿を見て笑顔が消える、という描写があった。
なんていうかそのシーンからは、どうしようもない閉塞感とゆーか、悔しさとゆーか、やるせなさとゆーか、とにかく尋常じゃないモノが伝わってきた。


これは自分の話になるんだけど、幼い頃だと「母さん、あの人はなんで片足がないの?」なんて素直な疑問を口にすると「シッ!見ちゃいけません」みたいなそんな感じだったのよ。確か。
うちだけかもしれないけど、そういう風潮あるよね?日本だと。そう感じてるのは自分だけかな?

親の判断を良い悪いって言う訳じゃなく、そこは子どもがその時理解できなくても、障がいを持つ人は持ちたくて持ってる人などいないコトと、もし障がいを持つ方が困っていたらちゃんと手助けするコトを教えなきゃいけないよね。

子どもは障がいを持った人のコトや障がいについて知識がないし、ケド理解できないからって「見ちゃイカン」で済ますのは、同じ人間として、人類として悲しいと思う。


また、教育にも同じことを感じる。

日本だと税金とか社会保障の意味とか、そして障がいを含め福祉について、本来義務教育で学ぶべきことを教えない。学べない、じゃなくて教えない、ってのがポイント。

国民のセーフティネットである生活保護を、受給することをタブー視したり国側が受けさせようとしない感じもあるよね。

自分は、貧困児童救済の為に社会福祉士取得を目指して勉強したから今こんな風に考えられるし、障がいを持つ方も同じ人間として見る、接するコトが出来る。
もし、社会福祉士取得を目指してなかったら正直、障がいを持つ方を避け続けてたように思うし、今となってはそんな自分がとても恥ずかしい。


自らの意思で障がいを持った訳ではない人たちについて、皆さんはちゃんと考えて、見つめたことがありますか?