アフタァクリスマス
いいトコを探そうとするなョ…
いいトコを探そうとする
イコールそのモノをいいモノと決めよう
そうしてるわけだからナいいモノと決めつけたいから
ひとつ悪いコトが出ただけで
やっぱりソレは悪いモノと
全部ひっくり返してしまういいトコもあるしわるいトコもある
そこからスタートだ
全部いいなんてあり得ないし
全部悪いもやっぱないだろ(以下、つまりドコに線を引くか…ですか、という問いに対して)
そうだ
車はもちろん他のコトも…
人間もホラ当然そうだろ(笑)たとえば地面にはりつくような
岩のような操縦安定性と
地面から離れるような
切れる旋回性は両立しないのョ突き詰めればすべてトレードオフ
同時には成立しない関係だろ
たがいに矛盾するモノが主張する限り
それは当然のコトその成立しないアンバランスの中の…
バランス感をひたすら探すだけ
『湾岸MIDNIGHT』/楠みちはる 30巻より
書いてあるように人間関係もそれだけじゃなく他の色んなコトも、そのアンバランスの中のバランス感をひたすら探すだけ。
ただ、相手や対象によってそのバランス感を探す度合いが違うだけだと思う。
書いてあることの繰り返しになるが、これを読んでなるほどと思った。
ソレを良いモノ、良い人としたいから良いトコロを探す。
しかし、良いモノ、良い人としたいからこそちょっとしたコトでも悪いトコが出ただけで全部悪いモノとひっくり返ってしまう。
それが良いモノ、良い人と思いたければ思いたい時ほど。
良いトコもあるし、悪いトコもある。
当然のことだけど、問題はそこから、良い所は良い所として、悪い所は悪い所として、真っ直ぐに見ることができるかどうかだろう。